妄想
近所のコンビニでよく見かける
30代と思われるサラリーマン風の男性
真面目がメガネをかけて歩いてる感じ
既婚者なのか独身なのか
まぁ独身だとしても同棲してたら
単身でもなく既婚者に近いので
アパートに一人暮らしというのが
オバサンにとって最高のシナリオね
などと想像しながら
毎回ついつい男性を目で追ってしまう
そんなある日のこと
レジ前に並んでいたら
わたしの後で チャラリ~ンハ"ラハ"ラ~ と
小銭が落ちて散らばるような音
振り向くと
あの真面目メガネ男性だった
そして小銭の1枚がわたしの足元にヨロヨロと
運命的に転がってきて止まった
今どき小銭で支払うの?
カード決済しないんだ?
まだ若いのに高齢男性みたい
と思ったら なんだか可笑しくて
小銭を拾い上げて手渡すときに
おもわず微笑みを浮かべるオバサン
男性はただただ赤面してるだけ
それがまた可愛くて堪らない
もしかしたらこの時点で熟女フェロモンが
ムンムンに放出されていたのかも ...笑
先にレジを済ませてコンビニを出たら
すぐ後から暗い夜道を駆け寄ってくる気配
不安に思い振り返ると
ぁ! またあの真面目メガネ
少しの恐怖と多くの下心で戸惑うオバサンに
真面目メガネ男性は
「先ほどはスミマセンでした」
と律義に頭をさげた
キターーー!とオバサンの胸はキュ~ン♡
と死語の世界に惹きこまれてイクぅ~
続けて男性から
「こんど日を改めてお礼させてください」
と普通ならありえないお誘い
あの程度のことで お礼なんて 大袈裟な
しかし
オバサンの胸は再びドキュ~ン♡と撃ち抜かれ
もうろうとして気づいたときには
LINEの交換までしていた ...笑
帰宅して間もなく真面目メガネ男性からLINE
「来週の日曜日 お時間ありますか?」
オバサンは秒で返信
「はい!」
<続く> ...н♡